飲食店でクラウドカメラを導入するメリットとおすすめのサービスを紹介
飲食店でクラウドカメラを導入するメリットとおすすめのサービスを紹介
2024.12.12
飲食店に防犯カメラを導入する方法として、クラウドカメラの活用があります。インターネット回線を通じてクラウド上に映像を保存するサービスです。このコラムでは、クラウドカメラの基本概要、メリット・デメリット、導入する際の注意点や選び方を解説します。従来ある防犯カメラとどう違うのか気になるオーナーは、ぜひ詳細をご確認ください。おすすめのサービスも紹介していますので、最後までお読みいただければ、最適な防犯カメラの選択に役立つでしょう。
クラウドカメラとは
クラウドカメラとは、クラウドを利用した防犯カメラシステムのことです。クラウドとは、データをインターネット上に保存することです。そのため、クラウドカメラでは、カメラで撮影した映像をクラウド上に保存します。
保存した映像データは、クラウドにアクセスするといつでも閲覧できます。ハードディスクなど別に設置する記憶媒体が必要なく、インターネットにつながったカメラがあれば、撮影やデータの保管ができるのが特徴です。
クラウドカメラのメリット
従来の防犯カメラの録画・データ保存機能と比較して、クラウドカメラにはいくつかのメリットがあります。例えば、初期費用の安さや、使いやすさが挙げられます。
メリット1
データ破損リスクが少ない
通常の防犯カメラは接続されている別のレコーダーでデータを記録しており、防犯カメラに気づいた犯人が証拠隠滅のため、レコーダーを破壊しようとする可能性があります。また、ハードディスクなどの記憶媒体には寿命があり、経年劣化する点でも注意が必要です。一度破損したデータは、取り出すのが難しくなります。取り出せたとしても一部が壊れていたり、膨大な費用や時間がかかったりするため、効率はよくありません。防犯カメラのデータは犯罪の証拠となる重要なデータですが、クラウド上にデータを保存するクラウドカメラなら、壊されたり破損したりするリスクが少なくなります。
メリット2
初期費用が安い
ハードディスクなどの記憶媒体設置の必要がないクラウドカメラは、その分本体価格が抑えられています。また、インターネットを利用してデータを送信する仕組みのため、Wi-Fiに対応するルーターがあれば、配線工事の必要性もなく、初期費用が抑えられることがメリットです。記憶媒体のないクラウドカメラは、従来の防犯カメラより省スペースで設置できます。従来の防犯カメラもカメラ自体はコンパクトですが、レコーダーの置き場所が必要で、専用スペースを必要とするデメリットがあります。
メリット3
自分で設置できる
クラウドカメラは、カメラの設置のみです。レコーダーとカメラをつなぐ配線工事がなく、どこでも好きな場所に設置できます。カメラの電源プラグやLANケーブルをつなぐ作業はありますが、設置自体は簡単なため、自分で設置することも可能です。
クラウドカメラのデメリット
クラウドカメラにはデメリットがあるため、場合によっては従来の防犯カメラのほうが適している場合があります。導入前にデメリットを確認し、必要に応じて比較検討しましょう。
デメリット1
月々のサーバー使用料がかかる
クラウドカメラは、撮影した映像データをクラウド上で保存します。クラウドの保守・点検にはコストがかかるため、クラウドカメラの契約者は、月額料金が必要です。月々のサーバー費用は大きな負担になりませんが、長期的な目線で考えると、レコーダーを設置する費用のほうが安くなる可能性に注意が必要です。特に、複数の支店で防犯カメラの設置が必要な際には、総合的なコストで比較することをおすすめします。
デメリット2
インターネット環境に影響される
クラウドカメラは、24時間365日データをアップロードし続けます。データの送信はインターネット回線を通すため、回線速度が低い場合では、映像が途切れたりカクついたりする可能性があります。そのため、光回線など高速のネット回線の使用が前提です。もしくは 有線での使用の検討が必要になります。また、従量制のネット回線の使用でも注意が必要です。クラウドカメラはデータ通信量が膨大になってしまうため、使った分だけ課金される回線では、回線使用料が大きくなる可能性があるので注意してください。クラウドカメラを使用するなら、定額制のネット回線への乗り換えを検討する必要があります。
デメリット3
ハッキングによる情報流出リスクがある
クラウドカメラは、クラウド上に映像データを保存します。クラウドは常時インターネットに接続されているため、ハッキングリスクに注意が必要です。クラウドを管理する会社のセキュリティが高くないと、監視カメラの映像が外部に流出する可能性があります。どの会社もセキュリティを強化していますが、サイバー攻撃をする側も改良を重ねて攻撃してくるため、大手会社でもハッキングで防犯カメラの映像が流出した事例が過去にあります。クラウドカメラを使用する際は、サービス提供会社のセキュリティが高いかどうかを確認するのはもちろん、ユーザー側でもセキュリティ強化を心がけてください。
飲食店でクラウドカメラを導入するときの注意点
飲食店でクラウドカメラを導入する場合、従業員やお客様のプライバシーに注意が必要です。
従業員にも説明する
これまで防犯カメラの設置がない飲食店で、クラウドカメラ導入が決定した際に、従業員の理解が得られない可能性があります。従業員にとって常に監視されているように感じるかもしれません。クラウドカメラの設置は、あくまでも従業員の安全を守るためだと説明しましょう。お客様とのトラブル発生時の証拠として役立つことや、責任者が離れた場所にいても迅速に対応できるメリットを説明すると、受け入れてくれる可能性が高まります。
プライバシーに配慮する
従業員やお客様の中には、防犯カメラに写ることを好ましく思わない人もいます。飲食店でクラウドカメラを導入する際には、プライバシーを侵害する場所の設置は避けましょう。データを暗号化して送信するクラウドサービスの利用も検討してください。
飲食店で使用するクラウドカメラを比較するポイント
飲食店でクラウドカメラを導入する際には、いくつかの比較ポイントがあります。
映像や音声の良さで比較
防犯カメラとして設置する場合は、映像や音声の良さは重要です。映像や音声がクリアなほど、証拠として活用しやすくなります。
機能性の高さで比較
クラウドカメラには、ソフトウェアやアプリがあり、それぞれ機能が異なります。例えば、離れた場所からカメラを首振り操作できるもの、動画のダウンロードや切り取り機能がついたものもあります。
価格で比較
クラウドカメラ導入には、初期費用や月額料金がかかります。複数設置や長期利用ではコストが大きくなりやすいため、コストパフォーマンスも考慮して比較しましょう。事前に見積もりが取れるクラウドカメラサービスだと、コストの面で安心です。
サポートで比較
クラウドカメラの導入では、使い方がわからない、急に壊れたなどのトラブルに見舞われる可能性があります。防犯カメラは常時撮影に対応している必要があるため、24時間365日のサポートがあると迅速に対応できます。
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