冷蔵ショーケースの購入を考えている方におすすめのサービスを紹介

冷蔵ショーケースと冷蔵庫は目的や用途に違いがあります。冷蔵ショーケースは、冷蔵する必要のある商品などを冷やしながら陳列する冷蔵庫のことです。一方、冷蔵庫は低温で保存できる、一般的には箱型の保管庫です。

冷蔵ショーケースの主な目的は商品を「見せる」ことなので、冷蔵を目的とした使用には向いていません。しかし、ガラス扉などになっていて、商品を陳列して見せられるので、販促効果が期待できます。
冷蔵庫は物を冷やして保管することが目的で、冷蔵温度の設定が可能だったり、急いで冷やしたい場合の冷却機能がついていたり、冷蔵して保管するためのさまざまな機能が搭載されています。

購買につなげるためにも重要な冷蔵ショーケースですが、新品で購入するメリットは商品や目的、機能などを踏まえて適したものを購入できることです。

オープンタイプのショーケースは扉がついていないので、商品を摂りやすいといったメリットがある一方、温度管理に配慮が必要です。温度管理が必要な場合は、扉のあるクローズタイプがよいでしょう。卓上タイプのような小型のものや、大容量の大型のもの、扉がドーム型になっているものなど、サイズやデザインもいろいろあり、商品や設置場所などによって適したものを選べるのが新品のメリットです。

使用する商品によって適した機能なども異なるでしょう。冷蔵ショーケースには冷凍機が内蔵されているものもあれば、冷凍機が別になっているものがあります。冷凍機が別になっていれば、店内で音や排熱を気にしなくてすみます。また、省エネタイプを購入したいと思っても、中古ではなかなか見つからない場合もあるでしょう。ショーアップ効果の高いものを使いたいと思っても、中古だと選択の幅が限られてしまいます。

新品であればすぐに壊れてしまうのでは？といった心配も少なく、機能性においても優れたものが多く、要望に合ったものを見つけやすいといったメリットがあります。

新品で購入するデメリットは中古と比べると高額になることが多い点です。特に高性能な商品は価格も高くなります。

中に照明がついていたり、扉のガラスが曇らないような機能があったりすれば、商品をより魅力的に見せることができます。また、鮮度の高い商品を入れておく場合は、湿度をキープする機能があれば安心です。新品であれば高性能な機能が搭載されているものもあり、便利でショーアップ効果も期待できるのですが、その分費用がかかってしまうでしょう。ただし、省エネタイプやエコタイプなどは初期費用がかかるものの、電気代の節約にもつながるので検討してみるとよいです。

せっかく高い費用をかけて購入しても、思っていたものとは違った、設置する場所に合わなかったなどといったことがあると損をしてしまうこともあるでしょう。返品ができたとしても、料金がかかってしまう可能性もあります。購入する際はそのようなことのないよう、実際に現物を見て確認をしてから購入しましょう。

冷蔵ショーケースを中古で購入するメリットは、新品よりも初期費用を抑えられることです。新品同様の見た目も状態もよい中古品を見つけることもできます。

冷蔵ショーケースは安い買い物ではありません。小さいものでも20～30万円程度、大型のものだと100万円以上する商品も多いものです。探せば、新品の半額程度で購入も可能です。購入費用を抑えられれば、その分をほかにまわすこともできるでしょう。ただし、購入する際は設置費用や送料など、本体以外の費用がどれくらいかかるのか確認するようにしましょう。

また、中古品は現物を即買えることが多いので、すぐ納品され使用することができます。新品の場合は、メーカーから取り寄せたりしなければならないこともあり、すぐに納品できないこともあります。中古品なら現物を持ち帰ることもでき、すぐにでも使いたいという場合でも安心です。

種類によってはすでに販売が終了している製品もあるでしょう。中古なら希望のタイプの製品を見つけられる可能性がある点もメリットです。

冷蔵ショーケースを中古で購入するデメリットの一つは、故障の可能性があることです。使用期間が長いほど、部品などは劣化してしまうため、壊れたり、不具合が生じたりすることがあります。故障して修理に出せば費用がかかります。

故障しても直すのに時間がかかったりすることもデメリットの一つです。部品がなければ取り寄せたり、最悪の場合は同じ部品が手に入れられなければ使用できなかったりすることもあるでしょう。その期間は冷蔵ショーケースを使うことができず、商売に影響したり、また代わりのショーケースを用意するための費用がかかったりすると出費が増えるかもしれません。

中古を購入する際は、使用期間やどのように、どれくらい使っていたのかを確認した方がよいです。また、壊れた場合の修理や返品などに関する詳細をチェックしておきましょう。保証期間なども忘れずに確認することが必要です。

ただし、欲しい商品を見つけたら早めに決断をした方がよいこともあります。中古品は同じものがいくつもあるとは限りません。迷っているとほかの人に購入されてしまう可能性もあります。気に入った商品があったら、取り置きなどをしておくのがおすすめです。

見た目にも傷があったり、掃除をしても取れない汚れなどが付着していたりする場合もあるでしょう。購入した後に心地よく使えないとなれば、無駄な買い物をした、ということにもなりかねません。

欲しいタイプの商品があっても壊れてしまうと同じものを見つけるのは難しいことも。新品であれば在庫がある場合も多いですが、中古品の場合は現物のみであることも多いので、同じものは購入できないかもしれません。