飲食店向けの防犯・セキュリティ対策とは?おすすめのシステムを紹介

お役立ち情報

ニュースなどで飲食店の被害を聞くたびに、防犯対策が必要なのかどうか迷うオーナーもいることでしょう。犯罪に巻き込まれてしまうと、売上が落ちるリスクや、従業員が怪我をしてしまうリスクがあります。このコラムでは、飲食店向けの防犯やセキュリティ対策を具体的に解説します。なぜ飲食店に防犯やセキュリティが必要なのかその理由と、おすすめの対策を確認いただけます。初期費用を抑えられてすぐに対策できる、おすすめのシステムの紹介もありますので、併せて参考にしてください。

飲食店に防犯・セキュリティ対策が必要な理由

飲食店に防犯・セキュリティ対策が必要な理由

飲食店に防犯やセキュリティ対策が必要な理由は、さまざまなトラブルが発生する可能性があるからです。

例えば、従業員がいない時間帯を見計らった侵入や盗難リスクがあります。お店によっては少ない従業員で深夜帯の営業をしている場合もありますが、現金を狙った犯行の可能性にも注意が必要です。これらのリスクを防ぐためには、店舗設計を適切に行う必要があります。

また、飲食店では支払いにクレジットカードなどを使用するため、情報漏洩リスクを防ぐセキュリティ対策も必要です。最新技術の導入で、お客様の個人情報を守る責任もあります。

飲食店で起こりやすい犯罪やトラブルとは

飲食店で起こりやすい犯罪やトラブルとは

飲食店で起こりやすい犯罪やトラブルは、主に5種類あります。

空き巣

従業員がいない時間帯を狙った犯罪です。飲食店は住宅街から離れている場合が多く、深夜の時間帯は人目につきにくいため、空き巣に狙われる可能性があります。ピッキング被害や、窓ガラスを割って侵入する被害が考えられます。

強盗

従業員の数が少ない時間帯を狙った犯罪です。特に、早朝や深夜など、従業員が1人でオペレーションを担当する場合に狙われる可能性があります。強盗犯は、従業員を脅してレジ内の現金や、店内にある高価な物品を盗もうとします。

器物破損

飲み屋街にある飲食店でよく見られます。酔っぱらった人が、飲食店の外にある備品を壊す犯罪リスクに注意が必要です。また、お酒を扱う飲食店では、営業中にお客様が酔った勢いでお店の備品を破損してしまう被害もあります。

放火

飲食店から出たゴミを屋外に置いてあると、人目が少なくなる深夜の時間帯に放火されるリスクがあります。お店に直接恨みがない場合でも、燃えやすいものが屋外にあると狙われる可能性があるため注意が必要です。また、従業員やお客様とのトラブルが放火につながることもあります。

異物混入

お客様自身が料理に異物を混入させ、代金の返金を迫る犯罪です。お店側に落ち度がないことの証明が難しい場合も少なくありません。しかし、明らかにお客様の故意によるクレームの場合、詐欺罪や業務妨害の罪に問われる可能性があります。

飲食店の防犯・セキュリティ対策【1】防犯ガラス・防犯シャッター

飲食店の防犯・セキュリティ対策【1】防犯ガラス・防犯シャッター

飲食店で人目のつかない時間帯の空き巣被害を減らすためには、防犯ガラスや防犯シャッターの設置が有効です。

防犯ガラス

防犯ガラスを貼った場合、通常より割れにくく侵入に時間がかかりやすいため、犯行を途中であきらめる可能性が高まります。CP(CrimePrevention)マークがついた防犯ガラスは、侵入に5分以上かかることが保証されているため、特におすすめです。また、防犯ガラスを使用していることがわかるシールの使用も防犯対策に有効となります。

防犯ガラスの設置は、道路から見て死角になりやすい部分に、特におすすめです。隣の建物との間に人が隠れられる場所や、裏口側、外構で人目につきにくい窓は、空き巣に狙われやすくなります。

防犯シャッター

防犯ガラスよりも強固にセキュリティを高めたい場合は、防犯シャッターが適しています。特に、飲食店の出入口に防犯シャッターを設置する方法がおすすめです。窓にも防犯シャッターを設置できるため、併せて利用するのも良いでしょう。防犯シャッターがあると犯罪リスクを防ぐだけでなく、台風の被害も防げるメリットがあります。

防犯シャッターは、鍵を壊すかシャッターに穴を開けないと犯人は侵入できません。シャッターがあるだけで犯罪の対象から外れやすいためおすすめです。強固で厚みがある電動式シャッターは、特殊工具がないと開けられないため、さらに防犯性を高めることができます。

飲食店の防犯・セキュリティ対策【2】接客スタッフの教育

飲食店の防犯・セキュリティ対策【2】接客スタッフの教育

営業時間帯の防犯やセキュリティ強化には、従業員の教育が非常に有効です。どのようなシーンで犯罪が起きやすいのか、どんな人が不審なのか指導することで、犯罪を事前に食い止めるために役立ちます。

防犯やセキュリティの教育を繰り返す

一度の研修だけでは即座に適切な判断を行うことは難しくなりますが、定期的に訓練を重ねると、従業員は自然とセキュリティ意識が高まります。実際に犯罪の現場をイメージしながら教育を受けると、自己判断で行動できるようになるため、取り入れてみてください。

マニュアルを店内に設置する

犯罪やセキュリティに対するマニュアルを店内に設置しましょう。新人の従業員が多い時間帯に店内にマニュアルがあると、隙間時間を使って内容を確認できます。オーナーや店長など経験者がいない時間帯でも、マニュアルがあれば適切な対応ができる心感があります。

こうした従業員に対する防犯やセキュリティ教育は、お店全体の意識が高まります。1人だけでは万全の対策ができませんが、一人ひとりの意識が高まるとより安全な環境を保つために有効です。

飲食店の防犯・セキュリティ対策【3】防犯カメラの設置

飲食店の防犯・セキュリティ対策【3】防犯カメラの設置

従業員の目が届かない場所や時間帯があるため、それを補うため防犯カメラの設置がおすすめです。

防犯カメラがあると、それだけで犯罪抑制効果が期待できます。誰かに見られていることがわかると、犯罪のターゲットから外れる可能性が高くなるからです。また、防犯カメラの設置は、衝動的な犯罪やトラブルの抑制にも役立ちます。

飲食店に防犯カメラを設置する場合は、お店の出入口、ホール、調理場が基本です。必要に応じて、レジ横や駐車場などの設置もおすすめです。防犯カメラの設置を示すシールをお店の入り口に貼っておくと、空き巣の被害抑制にもなります。また、防犯カメラの設置は、従業員に対する不正を予防するためにも有効です。従業員のオペレーション改善にも役立つため、結果的に経費削減につながります。

ただし、飲食店はお客様がくつろぐ場所でもあるため、目立ちすぎる防犯カメラは避けるべきです。設置する数にも注意しながら、適切な防犯対策ができるようにしてください。

飲食店の防犯・セキュリティ対策にはSafieがおすすめ

飲食店の防犯・セキュリティ対策にはSafieがおすすめ

飲食店で防犯やセキュリティ対策をするなら、「Safie(セーフィー)」がおすすめです。Safieクラウド型の防犯カメラシステムで、AIを活用した技術が搭載されています。

Safieで選べる防犯カメラは、天井に設置するタイプや、自分で設置できる置き型防犯カメラがあります。工事不要ですぐに使える防犯カメラが選択でき、電源とインターネット回線があればすぐに使用可能です。そのため、防犯カメラの設置にかかる初期費用を抑えることができます。

また、Safieはクラウド型であることも特徴です。離れた場所からカメラの操作が可能で、飲食店で起きた釣銭の間違いや、お客様とのトラブルを簡単に確認できます。料理の様子や、従業員の作業風景も映像や音声で確認できるため、サービス向上にも役立ちます。Safieに搭載されているAI技術は、顔認識や動体検知対応です。従業員ごとに認識できるため、業務改善や、オペレーションの見直しがしやすくなります。