コールドテーブルの購入を考えている方におすすめのサービスを紹介

コールドテーブルとは、冷蔵庫・冷凍庫・作業スペースが一体化した業務用の設備です。コールドテーブルを導入することにより、省スペースを実現し、狭い厨房でも効率的に作業が行えるようになります。

また、食材を取り出してその場で調理できるため、冷蔵庫と作業台の間を移動する手間が省け、調理のスピードアップも叶います。さらに、設置場所の自由度が高く、厨房のスペースに合わせたレイアウトが可能で、どんな店舗にも対応しやすいのがメリットです。冷蔵、冷凍、冷蔵冷凍兼用タイプのほか、恒温高湿モデルやシンク付き、引き出し式など、多様な種類があり用途や設置場所に応じて選ぶことができます。

コールドテーブルは、限られたスペースを有効活用し、快適さと効率をもたらすプロのキッチンの強い味方です。

コールドテーブルを新品で購入することには、多くのメリットがあります。以下に代表的な利点をまとめます。

衛生面と信頼性

まず何よりも大きな利点は、衛生面と信頼性の高さです。新品のコールドテーブルは未使用であるため、見た目も内部も清潔で、衛生的な状態が保たれています。食品を扱う飲食店において常に意識しなければならない清潔さについて、心配する必要がありません。新品には通常メーカーの保証がついているため、故障やトラブルが発生した際も安心して修理対応を依頼することができます。

長期間使うことができる

新品で購入することで、長期間安定した性能を維持できるのもメリットです。中古品の場合、すでに使用されている分、購入時は問題がなくても、短い期間で冷却性能が落ちたり故障したりしてしまう可能性がありますが、新品ならその心配は不要です。特に業務用の冷蔵庫は長時間安定して稼働し続けることが求められるため、長期間安定した品質を確保できるのは大きな魅力でしょう。

売却時の価値

新品で購入したコールドテーブルは、閉店や買い替えなどで手放す際も高値で売却できる可能性があります。中古品として市場価値が高くなるため、初期費用の一部を回収することも期待できます。長期的に見ても、コストパフォーマンスの良さが実感できるでしょう。

コールドテーブルを新品で購入する際には、いくつかのデメリットがあることを考慮する必要があります。新品での購入を検討するときに知っておきたい注意点を3つ紹介します。

購入者が全責任を負う

新品を購入すると、リースやレンタルなどと違ってすべての責任が購入者にのしかかります。購入後は定期的なメンテナンスが必要で、これを怠ると性能が低下したり故障が発生したりするリスクがあります。維持管理の手間と費用を考慮することも必要です。

搬入や設置が手間になる

コールドテーブルは大型製品が多いため、搬入や設置に人手が必要です。設置場所までの運搬や設置作業に追加費用がかかることもあるため、購入時にサービス内容や搬入費用を事前に確認することが大切です。

手続きや事務作業が増える

新品の厨房機器を購入すると、減価償却計算や償却資産税の手続きが発生します。これらの事務作業には時間と労力が必要なため、忙しい飲食店経営者にとっては負担になる可能性があります。

コールドテーブルの中古購入には、コストを抑えつつ効率的に厨房機器を整えるなど、多くの利点があります。

掘り出し物がある

中古のコールドテーブルを購入する最大のメリットの一つは、掘り出し物を見つけられることです。高性能な機器は、新品だとかなりの高額になる場合もありますが、中古市場では新品の価格より大幅に安く購入できることがあります。例えば、新品で30万円以上するコールドテーブルが、中古市場では10万円程度で手に入るという例も珍しくありません。

新古品や展示品を手に入れられる

中古市場には、新古品や展示品も多く出回っています。これらの製品は実店舗では使用されていないため、状態が非常に良いことが多いです。加えて、多くの場合、メーカー保証がついているため、故障の際も安心して使用できます。新品を購入する際に感じる衛生面の不安や故障のリスクを減らし、予算を抑えながら高品質な機器を手に入れられます。

季節外れの商品を安く手に入れることができる

中古市場では、需要が少ない季節外れの商品が安くなる傾向があります。例えば、冬場に冷蔵機器の需要が低くなるため、冬に冷蔵関連の機器が安くなることがあります。需要と供給のバランスを把握し、安く手に入れるチャンスを見逃さないことが、コスト削減につながるでしょう。

コールドテーブルを中古で購入する際には、いくつかのデメリットも考慮する必要があります。以下に注意したいポイントを3つ紹介します。

新品より不具合が生じるリスクが高い

中古品は多くの場合、動作確認や外観チェックが行われた後に販売されていますが、それでも新品のような完璧な状態を期待することは難しいことです。車と同じように、中古のコールドテーブルは目に見えない部分で経年劣化や使用による摩耗が進んでいる可能性があり、新品に比べて故障や不具合が発生するリスクが高くなります。また、新品では通常1年間のメーカー保証がついていますが、中古品の場合、保証期間が短く、3ヶ月から6ヶ月程度の場合が多いです。保証自体がない場合もありますので、購入時に保証の有無を確認することが重要です。

修理しづらい

中古のコールドテーブルを購入する際、価格の安さに惹かれて選ぶこともありますが、その製品が古い年式のものである可能性があります。年式が古いと、製造元が部品の供給をしなくなることがあり、故障した際に必要な部品が手に入りづらくなることがあります。修理が困難になり、長期的に見て運用が難しくなる可能性があるため、年式や部品が調達できるかどうかを確認することが大切です。

衛生面

中古のコールドテーブルは、油ハネや傷、ほこりなど、どんなに掃除をしても使用感がどうしても残ってしまいます。中には新品同様に状態が良いものもありますが、使用感が目立つ場合、清潔感に欠ける印象を与えてしまうことがあります。特に厨房は衛生管理が重要な場所であるため、機器の外観や状態が悪いと、スタッフやお客様に対して不衛生な印象を与えてしまうことにもなりかねません。