ウェイティングボードを使っている飲食店におすすめのサービスを紹介

順番待ちのお役立ち情報

飲食店が満席のとき、お客様を順に案内するために設置する「ウェイティングボード」。お店の入り口に設置しているという飲食店も多いのではないでしょうか。しかし、手書きのウェイティングボードは、スタッフがこまめに確認して案内する手間がかかります。この記事では、手書きのウェイティングボードを改善したいとお考えのオーナー様へ、システム化した場合のメリットを詳しく解説します。

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ウェイティングボードとは

ウェイティングボードとは

ウェイティングボードとは、飲食店がお客様の順番待ち管理に使う記入板をさします。受付番号の隣にお客様が名前と人数を記入し、席があくとスタッフが順に案内します。飲食店の入口に用紙が設置してあり、お客様が直接記入するタイプが多く、人気店ほど公平さを保つために欠かせません。

飲食店のウェイティングボードの書き方

飲食店のウェイティングボードの書き方

満席時に活躍するウェイティングボードですが、お客様からすると順番待ちが必要だと示すものです。食事などを楽しみに訪れた飲食店で待ち時間があると知ったとき、「いっそう楽しみになる」と感じる方もいれば「大きなストレスだ」ととらえる方もいます。ウェイティングボードの書き方で不快さを増す恐れがあるため、お客様が気持ちよく利用できるウェイティングボードの書き方を解説します。

 

お客様の名前の上に線を引かない

席へお客様を案内したあと、案内済みを示すためにお客様の名前に線を引いて消し込む飲食店があります。線の引き方が丁寧なところもあれば、忙しすぎて勢いで線を引いてしまうケースもあるでしょう。しかし名前の上に線を引く行為は、あまり気持ちのよいものではありません。代わりに、名前を丸で囲んだり「感謝」というスタンプを押したりして対応すると、見た目の印象がよくなります。

 

待ち時間の目安がわかる

お客様の多くが知りたい待ち時間の情報を、ひとめでわかる工夫をします。受付番号の隣に「ここまでの待ち時間約○分」などの表示があると、ストレス軽減を期待できるでしょう。

 

クーポンなどの案内がある

飲食店のメルマガなどへ登録すると、当日から使えるクーポンを発行されるなどのお得な案内を添えましょう。食事中は面倒に感じて登録を控える方も、待ち時間中なら利用しやすく、リピートのきっかけ作りにも役立ちます。

顧客管理に役立つウェイティングボードですが、メリットだけでなくデメリットもあり、リスクに注意して扱う必要があります。

飲食店でウェイティングボードを使うメリット

飲食店でウェイティングボードを使うメリット

人気で行列ができる飲食店ほど、ウェイティングボードの設置は大きなメリットがあります。この章では、手書きのウェイティングボードに期待できるメリットの一部を紹介します。

メリット1

状況がひとめでわかる

紙などに直接お客様が書き込み、スタッフが案内後にチェックするスタイルは、状況を把握しやすいメリットがあります。どこまで案内され、順番待ちはあと何組か、また呼び出したものの不在などの状況を簡単に理解できます。

メリット2

コストを抑えて設置できる

記入用紙とペン、用紙を挟むボードがあれば簡易なウェイティングボードの完成です。満席時に訪れたお客様がウェイティングボードを見て、何を記入するのかがすぐにわかる案内もあるとスムーズです。

メリット3

スタッフが理解しやすい

お客様の誘導担当に限らず、ウェイティングボードを見るだけで、次に案内するお客様や待ち人数がわかります。紙とペンを使うだけなので特別な操作の説明がいらず、新人スタッフへの指導もシンプルです。

飲食店でウェイティングボードを使うデメリット

飲食店でウェイティングボードを使うデメリット

手書きのウェイティングボードはメリットが多い反面、デメリットもあります。自店舗にとってデメリットの方が大きくならないか、あわせて確認しましょう。

デメリット1

破損や紛失すると順番がわからない

紙のウェイティングボードは、用紙が破れたり強風で飛ぶなどして紛失したりすると、お客様の待ち状況がわからなくなります。用意したペンによっては文字が消える可能性もあり、公平性を守れない恐れがあります。

デメリット2

特定のお客様を見つけづらい

特定のお客様から問い合わせがあった場合、すぐに見つけにくいわずらわしさがあります。同名・同人数のお客様がいた場合も、判断しづらいでしょう。

デメリット3

スタッフによるミスが増えやすい

スタッフがお客様の名前などを聞き、間違った名前や希望を書き込む、案内したあと別のお客様の名前を消すなど、人的ミスが起きる可能性があります。

デメリット4

お客様のプライバシー保護をしづらい

誰でも簡単に見られるため、お客様の名前などの情報を保護しにくく、最低限の個人情報にとどめる必要があります。

デメリット5

ゴミが増える

紙のウェイティングボードの場合、待つ人数が多いほど何枚も用紙を使うため、ゴミが増えて処分に手間がかかります。

ウェイティングボードをシステム化するメリットとは?

ウェイティングボードをシステム化するメリットとは?

飲食店のウェイティングボードは、システム化することでお客様が利用しやすくなり、お店側も多くのメリットを享受できます。紙によるアナログのウェイティングボードを設置している場合は、以下のメリットと比べてみましょう。

 

お客様が待ち時間を把握しやすい

デジタルのウェイティングボードは、お客様が店舗へ直接出向かずWEB上から予約できるため、手間をとらせません。予約の時点で現在何組待っているかがわかると、自分の時間を無駄にせず飲食店へ出かけられるからです。

 

飲食店側のコスト削減につながる

デジタルのウェイティングボードデータを保存しておくと、いつ頃混雑し必要なスタッフは何名かを予測して配置できます。すいている時間帯のスタッフを減らし混雑する時間帯へ回すことで、コスト削減につながります。

 

仕入れ量の目安にも役立つ

蓄積されたウェイティングボードデータを分析し、今の時期に適した仕入れ量を割り出せるため、仕入れの過不足対策も可能です。

 

販促や運営管理がしやすくなる

すいている時間帯がわかってきたら、来客数の少ない時間帯に使えるクーポンの発行やSNSでのアピールをし、来客数アップの対策がとれます。お客様の順番管理だけでなく、販促に必要な情報を収集できることもデジタルのウェイティングボードのメリットです。

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順番待ち&予約受付システム「EPARK(イーパーク)」がおすすめ

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人気があり行列のできる飲食店には、ウェイティングボードの設置が欠かせません。手書きタイプは導入コストを抑えて簡単に設置できるものの、破損や紛失をしやすくお客様の個人情報を保護しづらいなどのデメリットがあります。

その点、システム化したデジタルのウェイティングボードは、システムにデータが残るので紛失の心配がなく、お客様の名前などを他のお客様に知られることがありません。使い終えたウェイティングボードの情報を蓄積し、今後の経営に生かすこともできるため、飲食店側にもメリットの多い方法です。

ウェイティングボードのシステム導入を検討するオーナー様へ、「EPARK(イーパーク)」をおすすめします。EPARK(イーパーク)は飲食業界の幅広い業態に対応したクラウド型サービスで、お客様もスタッフも見やすくわかりやすい作りが特徴です。導入施設数とシェアは確かな実績があるので、他の飲食店で利用経験のあるお客様もおり、スムーズな利用を期待できます。

スマホから順番待ち予約ができ、順番が来たときのメール呼び出しにも対応、飲食店のホームページへ順番受付ウィジェットを埋め込むサービスもあります。ぜひ「EPARK(イーパーク)」をご検討ください。